スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

七ヶ宿へ

南相馬の夜は、反省会とも懇親会ともつかない「飲み会」が繰り広げられた。
飲む人は飲む…。割り勘負けはしない。…ごめん、飲まなかった人たち。
いわきから来ていた人もいて、遅いのに運転して帰るという。
この方からはいわきにもぜひ来てほしいと何度も言われた。

私たちの泊まったホテルから駅を隔てた反対側の店で開かれた宴会。
帰り際に見ると、駅には電車が停まっている。
特急列車?そうか、上野に帰ることができなくなった電車なんだな。
去年の事故以来、ずっとここにいるわけか。
そう考えると電車がとてもかわいそうに思えてしまう。

昨日の雨はすっかり上がり、今日は白石市のほうへ行くというほかのメンバーに
同行させてもらうことにした。白石市、どのくらい離れているんだろう?

南相馬、宮城 024_R

走っていく先は飯舘方面への道を進む。これが昨日話していた道なんだ。

私たちの隣町感覚というのは、だいたい20キロ四方くらいと思うけれど
農村地帯の隣町は100キロ圏内か?
いったいどこまで走るん?

途中までお迎えに来てくれていた方たちと合流して目的地へ。
で、物産館に到着。ああ、やれやれ、ここが最終目的地なのね…。

え?違う…。休憩?

南相馬、宮城 030_R

ここでは売っている農産物の表示方法を実際に見て、農家を営んでいる地元の人の
説明も聞いた。行政がどのように対応しているかも。

せっかく放射能を測れる機械が来ても、マリネリ容器を使わずにシャーレに乗せて
測ったりして正確な測定を行っていないのが行政だという。

シャーレ?ありえないでしょう?!

宝塚市も測定器を入れたけど、職員を一人つけて測定しているよ。
メーカーの人が来て説明をして帰らなかったの?と聞きたかった。

売り場のものには「すべて測定して、検出せずです。安心してお買い求めください」
との表示がされている。売り上げは激減していると聞いたけど、昨日見た道の駅よりも
よほどきちんとしているなあと思った。が、これは伝える人たちがいてこそだろう。
現に帰りに寄った湖畔の道の駅にはほとんど表示なんてなかったもの。

さて、どんどこと車は進み、今日の訪問先へやっと着いた。
炭焼きをしておられるという方のおうちに、なんとまあ、たくさんの人が集っている。
若いお母さんたちが小さな子どもを連れて、保育園のよう。

南相馬、宮城 031_R

去年からいろんなことで不安を抱えて生きてきた人たち。
それでも土地の人はどこへも動けない。
その中にあって、なんとか光あるほうへ歩こうとしている。
この人たちにとって振津さんの話はよく響いたのではないかと思う。

一度の検査で分からないのが放射能の影響。今後どんなふうになっていくか
わからない。正しくは、見続けていく。体の変化を見逃さない。
一人一人が違うので、ほかの事例で安心しすぎず怖がりすぎず。

極端な話を沢山聞いたばかりに、怖いイメージしか浮かばなくなった人が多い。
元気に生きている人もたくさんいるのだから、マイナスに傾くのは危険だと思う。
軽く見積もるのは絶対に間違っているのだから、とにかく気を付けて生活を
していくことが肝心なのだ。

時間切れで途中退席しなくてはいけなかったが、帰り際に聞いた一言が良かった。

「去年たくさん泣いたから、今年は前を向いて行こうと思う」

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

なめとこやまの熊

Author:なめとこやまの熊
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。