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行政とは?

一週間のうちに違う題目で講演会を二つこなした。
放射能のことを知りたくて集まっている人たちに対しての話と、

動員で集まった職労の人たちへの話と。

前者はまだいい。わからない人も怖がっている人も、どちらにせよ少しは
放射能というものに向き合おうとしている人たちなのだから、話は早い。

後者は…。…。
昔と違って、労組の弱体化は激しい。
今回のように「放射能」というものが、現場で働く人間の健康を奪うものである場合、
もっと労働組合の突き上げがあっても良い、そのように思うのがふつう。
一般の会社であるならば、の場合だけど。

神戸の中央労働センターで行われた、環境と人権をテーマにしたこの日の講演は
基調講演が原子力資料情報室の西尾漠さん。
それほど難しい話をしているわけではないけれど、どれだけの人が理解できたかな?
私は基調講演の後で開かれた分科会のひとつを受け持った。

「放射能と自治体の取り組み」…たいそうな題ですなぁ

聞いてる人はまさに現場にいる人たちなのだが、自分に置き換えて
考えてくれただろうか?がれきのことについても、クリーンセンターの
働いている人たちはどう思っているのか、こちらのほうが聞きたいくらい
だったのだが、そういった質問は会場からは出てこなかった。

さて、ここにきてもう一つの問題が浮上!

宝塚の支援学級の子どもたちを、自立に向けたプログラムの一環として
転地学習を行うというもの。目的はとても良いのだが…。

なぬっ?行先が栃木県!!

ちょ、ちょっと待てや。日光とか那須高原とか、汚染が激しいのではなかったか?

調べていくと、除染対象になっている土地が多く含まれており、そこに出かけて
乗馬体験とか農業体験を行うという。なんでやねん、よりによって土いじらせるか~?

これはいかんと、教育委員会へ行くことになった。
忙しいのでね、なんも私が行かなくてもほかのだれか、行ってやってくれまいか?
保護者は…?はぁ、今年で3回目のプログラムなので別に疑問視されてない。

て、去年も行ってるんやあ~~~!

去年の行ったころを調べてみると、汚染マップ、えらいことになってまんがな。
ありゃりゃ、こんなところに行かせたんや…。

何をもってして、「安全」と確認されたのですか?何もなしでは行かないですよね?
「行政に問い合わせましたら空気線量も低いし安全です、と。」

ホットスポットが点在していますよ?子どもは楽しいといろんな行動を
取りますよね?危ないと思わずにどこでも足を踏み入れます。
ましてや、土に触れることで呼吸から取り入れるものが確実に安全とは
言い切れないのですが、その対策は何か考えておられますか?
「…。」

せめて場所を変えてはいただけませんかねえ?去年行った時と今年では
わけが違うでしょう?去年はまだ国自体が汚染状況をしっかりとつかんでなかった。
今年は徐々にはっきりしてきて、安全と胸を張っては言い切れません。

地元自治体が「安全です」というのはね、そこに住んでいる人たちにとって
「これができうる精一杯の安全対策なんです」という意味なんですよ。
そのつらい意味の真意をわかってあげてください。危険だと言えば、
出ていけない人はどうしますか?だから頑張ってみんなで安全を確保しようと
しているのではないですか?ほかの自治体から「大丈夫ですか?」と
聞かれて「危険です」という職員がいますか?

いろんな情報を自分たちで取り寄せて協議してみましたか?
本当の「安全の確認」をあらゆる角度からしましたか?
そこは多分素晴らしい施設なのでしょう。だから何度も行こうと思っているのですよね。
那須がどれほど素晴らしいか、日光が良いところであることは百も承知です。
でも、そのあたりからでも宝塚に避難してきておられる方がいます。
その方たちからしたら、なぜそこに連れてゆく?と思うことでしょう。

これを聞いて何らかの対策をとられなければ、後から何かが起こった時に
「何もしてくれなかった。知らせてくれなかった」と言われてしまいますよ。

ものすごい勢いで、課長、副課長ともにメモを取っている。

これだけ伝えたのだから、あとはどうするか知らない。
何らかの協議でもしてくれるならありがたい。

プログラムは動き出していて、とめることは正直、難しいと思う。
でも、対策をとらずにこのまま進めることはやはり「安全軽視」と
見られるだろうし、教育委員会そのものの考えの無さをつつかれることになるだろう。
本当のことがわかるまでまだ何年もかかると思う。国を挙げて真相究明が必要だ。
それまでは、残念だが子どもたちの命がかかっている以上、放射能汚染が危ぶまれる
地域に連れて行くことは避けなければいけないだろう。

みんな、わからない中で生きている。
安全か危険か、そのものさしすら同じものを持っていない。
これからもいろんなことが起こる。
そのつど、メンツを捨てても守らなければいけないものがあらわれる。
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