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これからの生き方は?

ベラルーシからベーラかさんとバーリャさんが来て、
9日間で10講演と実に精力的に講演会をこなしてくれた。
ベーラさんは宝塚に来た時点でもちょっと咳き込んでいて、
「たぶんしゃべりすぎ」とご本人は言ってたけれど、かなり
疲れたことだろうと思う。
体も精神的にもきつい日程だったのに、本当に頑張ってくださった。

宝塚では主催者としてあれもこれもこなさなくてはならず、
ほとんど流し聞きしかできなくて、このままだとせっかくの機会が
無駄になると、講演会の最終日にあたる大阪の会に出席した。

映像に残しておいてほしいという声もあったので、何とかできないかと
機器の設営をするつもりでいたけれど、待ったがかかった。

ベラルーシで長く支援活動に携わってきた彼女たちの立場は微妙だ。
まだまだ言論の自由度が高いとは言えない国で、どこから何がもれて
どんなふうに動きにくくなるかわからない。
映像に残すことや、それをユーチューブに乗せることなどとんでもないと
即座に断ってこられたそうだ。それだけ慎重にやっているという証拠。

ネット中継に慣れてしまった我々は、行かなくても家でみられるから大丈夫、
そう思いがちだ。それだけお手軽なツールではあるが、撮るほうも撮られるほうも
もっと気を使ったほうがよいのかもしれない。開き直っていればよいけれど
そうでない場合はよほど気をつけないといけないと思った一コマだった。

でも、お二人とも本当にやさしい方で、バーリャさんはおちゃめな感じもする。
「わたしたちはもうバーブシュカ(おばあちゃん)だからね」と笑う。
私とバーリャさんが親しげに話しているのを見た人が、すっかり誤解した。

わ!イノウエさん、ベラルーシの言葉がしゃべれるんだ?

あはは!違う違う!全然わからない。
ズドラーストヴィーチェ(こんにちは)、スパシーバ(ありがとう)
フクースナ(おいしい)…くらいしかわからない。

関西人の根性、これでしゃべっていただけ。

でも、彼女たちが26年間やってきたこと、私たちが見てきたこと、
この間に起こったことがすべて。私は目の前にあることをしっかりと
見て、自分の中に刻み込んで「屁理屈」に流されないように生きていきたい。

放射能汚染されてしまった事実から目をそむけずに、そして知らん顔を
決め込む人たちの存在も忘れずに覚えておく。怒りにまかせて「どうにかしろ!」と
いうばかりでは前に進めない。どうしたら今の事態を少しでもましにして、
次代につないでいくかということを考えたい。

食べものも土地も、わからないのだから測る。そして危険を避ける。
簡単になくならないのが放射能であることは、今回のベーラさんたちの
報告からもわかったはずだ。これからの30年をどうやって生きていったらよいのか、
それがみんなに問われている。怖がりすぎて、おびえてばかりの生活は長くは
続かない。危ない中で少しでも良い方向を見つけるための日々が始まる


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