FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

意見交換会?

兵庫県主催の「食の安全安心に係る地域意見交換会」というものが
宝塚健康福祉事務所にて、3月19日に開かれてこれに参加した。

食、とあるのだから今話題の放射能とか、新しい動きについて
何か得られるかなと思っていそいそと参加申し込みしたのだが…。

30名の募集に対して37名の応募があったとのこと。
へえ~、関心高いのか?

5~6名ずつひとつのグループに分けられて、机の上には
カードやら白紙の紙、マジックなどが置かれている。

なにさせる気なんや? 

どこのグループにも、一目で学生と思しき若者が配されている。
メンバー紹介でわかったことは、県の職員(主に衛生、健康関係)、
何らかの組織に属する人(消費生活センターや共同購入団体)、
食品関連の業務に従事する人、学生。これが構成の中身。

カードが置かれていて、これにそれぞれ中身が書かれており
その中身についてYes Or Noで答え、多数決を
取る形になっている、いわゆるグループワークをしようとしているのだ。

「醤油会社の社長。使用する醤油の原料の大豆を分析してみたところ、
遺伝子組み換え大豆が4%含まれていることがわかった。
遺伝子組み換え大豆使用と表示したほうが正直な気がする」
Yes Or No?

No→3名(県の職員、食品会社のえらいさん、学生)
Yes→2名(消費生活センター、共同購入世話人)

学生が言った。遺伝子組み換えは5%までは表示せずともよいことになっている。

大きくうなずく、県の職員と食品関係者。

「私、退職前は金属関係の会社におりましたんや。
これは「異物混入」にあたるのでアカンのちゃうか?」


とは、消費生活センターに退職後出入りを始めたおっちゃんの言葉。

「確かに5%までは表示しなくてもよい、ということになっています。
ただし、それは日本の話。しかし、非遺伝子組み換えを謳っている以上、
4%入ってしまった事実は消費者に知らせるべきではないか?それを
知ったうえで買うのと、知らないであとで知らされるのでは消費者の
信頼度が明らかに変わってくる」


これは私が、共同購入会の世話人の立場からとして発言した。

ここらへんで、食品会社のおっちゃんが言い出した。

「今、さかんに言われている放射能と同じですよね?
消費者が求めるものと現場との温度差がはっきりと表れるという」

この人は実に賢い人だった。食べものの加工現場にいる人だから、
それもどこかは聞かなかったが、結構大きな会社っぽかった。
放射能の危険もこれからが本当にわかるのではないか、米も
今年の雪解け水とかを考えると、しっかり検査しないと安全か
どうかわからない。そう言ったのでこちらのほうがびっくりした。

そんな問題がいくつか並び、どれかひとつを取って各班発表とあいなった。

「妊娠3か月の妊婦。つわりがひどく、食べられるものはマグロのみ。
栄養補給のほうが大切だから食べる」Yes Or No?

Yes→4 No→1(学生のみ)

学生曰く。マグロは有機水銀をためやすく、胎児のことを考えると
妊婦は口にしてはいけない。


管理栄養士の国家試験を受けたばかりの、甲子園大学の学生。

他4人の意見。
理想としたら食べんほうがエエに決まってる。
けど、ほかに何も食べられへんのやろ?
3か月やで。弱ってしまうわ。量を加減して、食べる訓練をして
少しずつ減らすしかないやろ?だいたいこの質問、変やわ。

僕は男やからようわからへんのやけど…、え?嫁はん?
さあ?つわりなかったんやないやろか…?
冷たいこと言いはるねえ!自分にも責任半分あるのに!

と、学生ほったらかしで、夫婦のあり方のほうに問題が流れていく。

学生に、「な?理想だけではどうにもならんこともある、ちゅうことや。
本だけ見とったら間違うこともあるんやで」などと訓示をたれるジジババ。

それでも、有機水銀中毒については「金目鯛のほうが危険」と
食品会社のおっちゃん。食べ続けることの危険性は、水俣病を
見ればわかると。

おっ!水俣病!エエこと言うてくれる。
そう、水俣に行ったことある?と学生に問うと、「ない」。
一度行くといいよ、自分の目でどうしてこんなにきれいな海で
有機水銀中毒が蔓延したのか、確かめてくるといい。
そして、胎児性水俣病の患者さんたちの声を聞いておいで。
そう伝えると、神妙な顔をしてうなずいた。

立場が違えば意見も違う。それを共有するための意見交換会
だったのだろうが、「意見交換」ができたと言うほどでもなかった。

こんな設問を繰り返し行う中で、確かに立場の違いは判明した。
県の職員が言うことは、まさに国の指導そのもの。
仕事を離れたら見て見ぬふりをしたい、という態度も見事に
あらわれていた。

終わった後で、食品会社のおっちゃんに言われた。

「おたく、すごいですなあ!知識とか、やってることとか!
いや、見事ですわ。今日は良い意見聞かせてもらいました」


すんません…。伊達に長いこと食べもの関連のことやってるわけじゃないんで。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

なめとこやまの熊

Author:なめとこやまの熊
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。